サッカーの仕事がしたいと10年間願ったその結末は...

人間誰しもが自分の最もしたい仕事につけるとは限りません。特に狭き門であるような、専門性のある仕事であればなおさらです。

そんな中、いつか夢はかなうと信じて、サッカーに関する仕事に就けると信じて、回り道をしながら10年間がんばってきた人がしました。

サッカーを仕事にしてやると思ったのは、

たしか大学一年生の時だった。

おれ、サッカーで飯食っていけんじゃね?

無理だった。新卒で入社したのは、

サッカーには全く関係のない出版社だった。

無理だった。配属されたのは営業部で、

それから四年もの間、全国を飛び回る営業マンをやった。

とあるウェブ関係のメディア企業から

運良く内定をもらえた。

サッカーに関わる部署を希望したが、

配属されたのは、別の部署だった。


ひょんなことから、

部署担当外の仕事が舞い込んできた。

ワールドカップ出場が決まったら発生する仕事だった。

ウズベキスタン戦を憂鬱な気持ちで見ていた。

勝てば休日出勤。面倒だなあと。

だが、勝った。勝ちやがった。

試合が終わってから軽く仕事をして、

ちょっと寝て会社に向かった。

休日の始発電車に乗り込み、

ガラガラの車内で仕事をした。

朝からずっと張り付いて、

ようやく昼過ぎに落ち着いたとき思った。

あ、あれ? おれサッカーで仕事しちゃってる?

しちゃってるんじゃねえの?!

急に目頭が熱くなってきて、

涙がこぼれ落ちた。

ガランとした社内で、

ジュるジュると鼻水をすすりながら、

一人むせび泣いた。

大学一年の時に立ち上げたサッカーサイトは

開設日が1998年6月7日だった。

ちょうど11年前の今日その日だった。

(編集注:1年前の記事です)

手が届きそうで届かない、そんなもどかしい思いもいつか報われる...なんとも勇気の出てくる話です。おりしも今日からワールドカップが開幕します。彼は今日もサッカーに関する仕事を元気に続けているのでしょうね。


[ 夢をあきらめないということ - はてな匿名ダイアリー ]

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