次の次の流行は? 10キロの服を買い、9キロをゴミにするお話

シェアする

トラディッショナルなカッチリとしたブーツが欲しくて街をさまようも、なんだか最近?の流行とかで、もふもふしたものばかりが売っている......つかそれしか売ってないってどういうこと!? なんて思ったこともしばしばですが、ファッションについて少々。

日本の服の自給率はわずか1割でしかない(註1)。なのに日本に住む我々は一人あたり年間10キロの服を買い、9キロをゴミとして出していて、その総重量は家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)の年間総廃棄量約60万トンの2倍近くもある。しかも、そのほとんどをリサイクルもせずに処分してしまい、古着まで輸入に頼っているありさまだ。

だというのに服を作っている業界では、流行の服を売り出す2年前から、年に2回も、流行の色や素材を決めていって、川下にいる一般人に最終的な流行の服が届く頃には、すでに2年先の流行色が決めれられている、なんてことを今でもやっている(註2)。

2011年の流行色は一体何色なんでしょうか......果てしないですね。というか今年の流行色すら知らないアタシって......周回遅れどころじゃない?

つまり彼らは「これが今の流行ですよ」と売り出している裏で、「次の流行」「次の次の流行」「その次の次の次の......」まで同時に作っているんであって、今の流行なんか半年くらいで廃れさせるつもりで、そういう流行り廃りのサイクルまで計画して動いてるのだ。この人をナメた態度こそが、"計画的陳腐化"の本質と言ってもいい。

1950年代のアメリカでは、こうした婦人服業界の手法を他の様々なジャンルのデザイナーが取り入れて、計画的陳腐化の技術を練り上げていったため、この手法はあらゆるジャンルに及んでしまっている(註3)。まったくバカバカしい。

本当にコレが好きだから、いい質だと思うから(長く着られるから)、ブランド品だから、とりあえず安いから、雑誌に載っていたから、モデルの○○ちゃんが着ているから、みんなが着ているから......個人的には「自分が着ていて心地好い」ものを選びたいと思っていますが、みなさんはどんな基準で服を選んでいるのでしょうか。

はて、買っただけで着ないということもあるんですかねぇ。
いやはや。


[ 服を買わせる戦略 - tsurumi's text ]

blogs.com人気記事

直近の記事

月別アーカイブ

お知らせ/フィード情報

携帯サイト

携帯サイト

スタッフ紹介